肛門周囲膿症(痔ろう)でした

先々週頃から男の逆デリケートゾーンに違和感があり、あからさまに腫れていたので意を決して医者に行きました。
結果「肛門周囲膿症」というものでした。いわゆる、痔瘻の開通前のもので現象的には痔瘻と同じものだそうな。

結局医者に行ったところ、その場で膿を出すために肛門の周囲を何かメスっぽいもので切られちゃいました。

その場で手術になる可能性は考えていたのですが、とりあえず切開ということは頭になかったためにとても焦りました。
それなりに痛かったです。

肛門科は受診するのが恥ずかしいものですので後に回しがちですが、後にすると痛いから心当たりがある方は早めに行ったほうがいいですよ。

自覚症状

私は自覚症状は以下のようなものがありました。

  1. はるか昔に、排便時になんかこう肛門の内部あたりのくぼみに便がちょっと軌道それている感があり痛かった
  2. 切れ痔だと思ってたし鮮血も出てたので、切れ痔だとは理解していた
  3. 肛門ではなく、その背中側の皮膚が腫れ上がった
  4. 日に日に痛くなり、押すと結構痛い

とりあえず肛門周辺が腫れて痛かったら、もう諦めたほうがいいと思われます。
手遅れです。切られてください。

受診

問診票がありましたが、さすがの肛門科です。
当たり前ですがお尻周りが質問攻めです。全て暴かれます。
項目的にはいわゆる痔の項目が多く、肛門そのものになんかできてるとかじゃないので記入しづらかったです。
恥ずかしいとかじゃなくて、設問とマッチしない的な意味で。

お医者さんと対面したときには、やはり切れ痔が悪化していぼ痔になったんだという想定のもと話が進みました。
面倒なので、肛門の周辺に腫れです、と伝えてください。
切開が始まります。

正確には、周辺の腫れを伝えたところで「あぁ〜(察し。結構複雑なことになってますから、とりあえず横になってくださいね〜」という感じのお話になりました。
私も事前知識をつけていましたので、自分が痔瘻の類なのは理解してましたが、やっぱ腫れたらアウトなんだなって思いました。

処置

まずは、お尻を触診で見てもらいます。
タオルケットをかけてもらえますが、くぱぁされるのであんまり意味ないですよね。
触診が始まり、お医者さんが痛かったら言ってくださいね〜っていう前にすでに痛い痛い言ってたのですが改めて「痛いですか〜?」って聞かれました。
えぇ、痛いです。って感じです。

ここで外からと内から触診されるわけですが、わりとがっつり押されたりするからちょっと痛いです。
私は2度目のお医者なので、ロストバージンではなかったです。もうロストしてるんで。

で、結果的にその場ですぐに膿を出すという判断となり、準備が始まります。
手順は単純です。
・麻酔注射
・切開

この麻酔注射ですが、当たり前ですが麻酔掛かる前に針が刺さるので痛いです。
しかも腫れているお肉にめり込んでいくので、いたたた〜と声が出るのも致し方ありません。
私も、痛くて「うひひひひwwww 痛いwwww」って笑いが出てしまいました。

麻酔をすると、麻酔が効いてくるまでちょっとならす、なんてことはなく即座に切り始めました。
麻酔ってそんな即効性抜群だったかもうあまり覚えてないのですが、まぁ驚きの早さです。

注射の針を抜くときの感覚は普通にありましたので、若干麻酔の効果に半信半疑ですね。
その感覚があったということは、もちろん切られている感覚もありました。
裂傷独特の電気が走るような熱いような痛みでした。
それなりに深く切り込みは入れているようで、なんか力入っているのを感じました。

時間にしたら30秒くらいなのかなと思います。
正直それなりに痛かったです。
痛いからもう笑いが出てしまって、お医者さんとくだらない話をしていました。
いたたたた、ってのと引き笑いが多くなりましたね。
あ、思ったより痛いんすねwwww ひ〜wwww
って感じ。
看護婦さんは終始「はい痛いね〜(棒 我慢しようね〜(棒 すぐ終わるからね〜(棒」って感じでした。
たぶん男の方がうるさいんでしょうね。女の人はお産があるので強いんでしょうかね。
うだうだうるせぇと言わんばかりの冷めた対応でございました。

で、無事終わると座薬を叩き込まれ、ガーゼをセットしてもらい、椅子に戻って先生のお話を聞きます。
といっても切りたてほやほやなんで、正直動くのも痛いです。
30秒ほど横にならせてもらって椅子に座ろうとしましたが、そんなもん座れるかっちゅ〜話でした。
まぁ座るんですけども。

切開後

まずは予後を見るために1〜2日後に再度医者へ行き見てもらうみたいです。
私は明後日です。

またどうも切開を行い膿を全て出し炎症が治ったら手術を行うようらしく、2ヶ月後前後で手術するみたいです。
まれになんか勝手に治る人もいるとかいないとかですが、基本やるみたいです。

怖すぎたので、お医者さんに聞きましたが手術の方は今回のより痛くないとのことです。
なんでも、そっちは一応手術なのでちゃんと腰あたりから麻酔を入れて〜という。
自分が麻酔効きづらい体質でないことを祈りまくります。

ざっくりとお医者はこんな感じでした。
なので、僕はもしかしたら今肛門以外に大腸から穴がご開通しているのかもしれませんね。
人として何かがおかしいですが、仕方ないです。

まさか自分が25の若さでこんなおっさんみたいな病に犯されるとは思いませんでした。

痔瘻はわりと運らしいです。
誰しも肛門と大腸のつなぎ目に穴は空いているらしく、そこに細菌が入るか入らないかが全てです。
構造的欠陥としか言いようがないですね。

ただ切れ痔をかれこれ4年以上放置していたのがいけなかったのでしょう。
甘く見ちゃいけませんね。

こんな技術ブログに検索で訪れちゃうくらい心当たりがある人は、マジで今すぐとか明日にでも医者に行こうね。
そうしないとひどい目にあいますから。