RaspbianのZabbix ServerにZabbix Agentをインストール
前回の記事でRaspbianにZabbixサーバをインストールしてみました。
今回はzabbixサーバにagentをインストールして監視を行いたいと思います。
自分自身が死にかけている時に通知するようにできますね。
Zabbix Agentのインストール
まずはAgentのインストールを行います。
root@raspberrypi:~# aptitude install zabbix-agent 以下の新規パッケージがインストールされます: zabbix-agent 更新: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。 .....
これにてこれにてインストールは完了です。
Zabbix Agentを設定
Zabbix Agentには自身を監視するServerを指定したり、監視を受け付けるためのポート指定などが必要ですが今回は同じサーバ上に乗っているため、細かい設定は必要ありません。
root@raspberrypi:~# cat /etc/hosts | grep zabbix 127.0.0.1 zabbix root@raspberrypi:~# cp /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf.org root@raspberrypi:~# vi /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf # ServerIPがデフォルトで127.0.0.1 root@raspberrypi:~# diff /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf.org /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf 137c137 < Hostname=Zabbix server --- > Hostname=zabbix root@raspberrypi:~# systemctl start zabbix-agent root@raspberrypi:~# systemctl status zabbix-agent ● zabbix-agent.service - LSB: Start zabbix-agent daemon Loaded: loaded (/etc/init.d/zabbix-agent) Active: active (running)....
たったこれだけで完了です。
これが完了したら、今度は管理画面から設定を行います。
管理画面から設定
管理画面から監視する対象を追加、設定していきます。
以下のように設定を行うとひとまずは監視可能です。
Configuration -> Hostsと選択をして、ホスト一覧を表示します。
ホストの一覧からZabbix Serverのstatus列にある文字列を選択してください。
そうすると以下のようなダイアログがあがります。
OKを選択してあげれば完了です。
あとはMonitoringのDashboardから状態を確認できます。
私はなんか黄色の警告が出ていますが、まだその警告がなんの閾値を元にどういう理由で出ているのか調べられていません。
なにはともあれ、これで一旦追加は完了です。
次回はzabbixが検知した警告やエラーをメールでgmailに送信する設定を行いたいと思います。
あとがき
メールの設定が地味に面倒そうだということと、zabbixそのものの使い方がわからないことで先が思いやられます。
あと、現在は秒単位で監視を行っているように見えるのですが、流石にスパン短すぎるのでおいおいここの調整もしたいです。
ちなみに以下のコマンドでcpu温度が確認できるのですが、zabbix serverとagentを入れても特に温度は上がっている様子がありません
root@raspberrypi:~# cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp
37932
これは大体38度になるようです。